常勤換算って?
訪問看護ステーションを立ち上げるにあたり、重要な事は、看護師の確保だと、前の記事にも書きました。
常勤換算って?
そこから私は入りました。
事業所での正規に働く労働時間を人数で割って、2.5人以上にしなければなりません。
労働時間を、何時間にするのか?
月の労働時間が、168時間、176時間など、職場で色々変わると思いますが、うちの事業所の場合、管理者の私を含め、正職員が2人いました。
私の常勤換算は、0.9人になるので、あと、0.6人必要です。
常勤換算の最低の時間は、132時間なので、そう登録しようと思いましたが。
色々計算して、133時間になりました。
月に168時間働く、私ともう1人の常勤者に加え、週6時間働くバイトの方と、週16時間働く非常勤で、登録出来ました。
看護師さん。
たくさんいたに越した事はないのですが、やはり、出費が多くなります。
訪問看護ステーションの成功の鍵は、常勤換算をどう設定するか?
かもしれません。
訪問看護ステーション 立ち上げ はじめにやったこと
私が、訪問看護ステーションを立ち上げるにあたって、はじめにしたことは・・・・。
本の購入でした。
この本です↓
訪問看護ステーションを立ち上げるには、法人を設立しなければなりませんが、私の場合は、もう、株式会社の職員でしたので、その必要はありませんでした。
でも、会社の定款の書き換えは必要です。
これは、経理が法務局に出向いてやってくれました。
その後は、本を必死で読んで、事業計画を立てました。
・設立の目的
・費用は、何にいくらかかるのか?
・場所(事業所)はどこで行うのか?
・見込める利用者の人数と、収入
・看護師常勤換算2.5人を確保するにはどうしたらいいのか?
ざっと、大雑把に、こんな感じで計画を立て、やってみました。
訪問看護ステーションを立ち上げる時、大きな壁になったのは、経理でした。
・看護師は、給料が高いので、あまり、利益が出ない。
・利用者がいないと、給料分が丸赤字になる。
・サービス付き高齢者住宅、訪問介護事業では、利益がギリギリ。
これが、経理が反対する、大きな理由でした。
しかし、
・今後、サービス付き高齢者住宅を運営する上で、看護の存在は、利用者獲得の大きな強みになること。
・利用者は、今、サービス付き高齢者住宅に入居している訪問看護を利用している利用者を、そのまま引き継げる状況になること
を説明し、しぶしぶ納得してもらいました。(今でも、納得はしていないと思いますが。)
本を見て、ネットを見て、手探り状態で、訪問看護立ち上げ作業を始めたのでした。
訪問看護ステーション立ち上げのきっかけは
訪問看護ステーションを立ち上げることになったきっかけは、やはり、医療度の高い患者さんが、早期に退院を迫られる状況になっていることが大きいと思います。
私は、サービス付き高齢者住宅と、ヘルパーの事業所を運営している株式会社で働いていました。
サービス付き高齢者住宅とは、介護度のついている高齢者が、賃貸契約を結び、ヘルパーのサービスを受けながら、生活する住宅のことです。
説明がうまくいってなかったら、すみません。
有料老人ホームとか、サービス付き高齢者住宅とか、最近は、高齢者にとっての住まいが多様化していますが、このくくりの中にも、特定施設入所者生活介護とか、いろんなくくりがあり、ややこしくなっていて、実際に働いている私にも、よく分からないのが、現状。
私は、看護師の免許があるので、こういう場所には、もってこいの存在でした。
サービス付き高齢者(以下、サ高住と呼びます)は、高齢者
のアパートに、ヘルパーさんが訪問に入ってお世話をするという運営の形態になりますが、実際には、とても難しいところがあると思います。
訪問看護ステーション立ち上げまでのみちのり
こんにちは。
ひまわりと申します。
アラフォーの訪問看護師です!
最近、訪問看護ステーションの立ち上げを経験しました。
最初、なにから手をつけてよいのやら・・・・。
でも、私は、一からの立ち上げではなく、株式会社がすでに立ち上がっていた状態から始めたので、社長で看護師で・・・という方に比べたら、そんなに苦労はしなかったかもしれません。
苦労したのは・・・・。
・全部調べなからの登録だった。
・通常業務をこなしながらの立ち上げだった。
・経験者がいないので、手探り状態の立ち上げだった。
ざっと、こんな感じでしょうか?
でも、訪問看護は、とってもやりがいのある、素晴らしいお仕事だと思います。
そんな、私の立ち上げまでの道のりと、現在の状態をつぶやいていきたいと思います。